和室リフォーム🍵
施工前
経年劣化による内部の傷みや汚れはもちろん、室内に光が届かず薄暗い場所になっていました。
又、冬は窓から冷気が入り込み、ここで過ごすには寒さ厳しい住環境でした。
- 工事内容
- 和室リフォーム工事
- お客様名
- O様
- エリア
- 山形市
- 工事期間
- 約10日間
畳のススメ
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和室といえば「畳」につきますが、日本伝統の床は新建材にはない温もりと柔らかさが感じられ、その優しい手・足触りは、お子様からお年寄りまで安心して使える床材です。 又、畳のヘリの色や柄も様々なデザインがあり、壁紙のクロスやインテリアとのコーディネートも楽しめます。
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元は縁側奥の造り付け収納だった場所を、仏壇コーナーにリフォームし、居室スペースを潰すことなく仏壇が設置可能。 仏壇置き場をどうするか?といった建築あるあるの一つですが、宅内にあるデッドスペースを有効活用することで、スッキリ解消出来る場合があります。
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床の間は建具を新設しクローゼット収納に変更。 その天井高さをそのまま活かし、トールキャビネットを中に設置したり、背の高い物の収納スペースとして活躍します。
お客様からのコメント
とても明るくきれいな和室になり、喜んでおります。 仏壇も新たな場所に設置でき、良かったです。
担当者からのコメント
この度は当社にご用命いただき、誠にありがとうございました。 ご満足いただけたようで、私も嬉しいかぎりです。 最後の和室ということで、今後アフターメンテナンスも含め、その貴重な空間をお客様と共に大切していければと存じます。
間取りを拡張し仏壇コーナーを併設させた和室にリニューアル✨
元は8畳間の畳スペースを縁側まで拡張し、縁側奥の物置スペースを仏壇置き場に用途変更することで、10.5畳の広々としたゆとりのある和室にリサイズしました。
それにより、これまでデットスペースとなっていた縁側が、居室としても仏間としても有効活用できると共に、窓からの採光が和室奥まで届き、明るく居心地の良い空間に生まれ変わりました。
内装においては、壁面を既存の聚楽壁の上から合板下地を重ね張りし、それに壁紙クロスを張り仕上げることで、解体工事といった建築コストを抑えながらも、日本建築伝統の真壁づくりを再生させました。
和室天井はきれいな状態だったためそのままとし、縁側だった部分の天井のみ壁と同様な施工によりクロスで仕上げ、床の畳は新設交換により井草の美しさと香りが蘇り、手や足触りの良い感覚に思わずゴロンと寝転がりお昼寝をしたくなる場所に。
床の間はクローゼット収納に変え、隣にある元の押入れも含め収納力がアップし、県外で暮らすご家族様が帰省した際の寝室や、ご親戚のゲストルームとしても利便性が広がりました。
窓は断熱サッシに入れ替え、これまでより夏は涼しく冬は暖かい住環境に性能向上を図ることにより、より快適で過ごしやすい空間をデザインしました。
それらの多くの建築プランにより、快適性・利便性・意匠性といった機能的で魅力のあるワンランク上の和室が完成しました。